B型肝炎訴訟
治療法・薬の用語集
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グリチルリチン製剤
グリチルリチンとは、生薬の一種である甘草(かんぞう)の根から抽出される物質です。その成分であるグリチルリチン酸には、抗アレルギー作用、抗炎症作用、抗酸化作用、免疫調節作用、肝細胞障害抑制などの効果・効能があり、風邪薬、鼻炎薬、胃腸...
分岐鎖アミノ酸
分岐鎖アミノ酸(BCAA)とは、たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成することができない「必須アミノ酸」の一種です。必須アミノ酸は全部で9種類あり、そのうちの「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3種類のアミノ酸を総称し...
内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)
内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)は、内視鏡に装着したバルーンによって、食道静脈瘤の血流を圧迫遮断した後に、その胃側に針を刺して硬化剤を血管内に注入し、静脈瘤の出血および供血路まで血栓化させる治療です。 肝硬変を主な原因として...
内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)
内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)は内視鏡に装着したゴムバンドで静脈瘤を縛ることにより、静脈瘤の血流を遮断し壊死・脱落させる治療法です。 手技自体は非常に手軽であり、内視鏡操作の初心者であっても行うことは可能です。血管の処置であ...
インターフェロン(IFN)治療
インターフェロン(IFN)とは、人間の細胞がウイルスに感染したときに細胞が反応して作られるタンパク質です。このタンパク質は、ウイルスを攻撃したり増殖を抑制する働きがあります。本来インターフェロンは体内でわずかしか作られませんが、こ...
腹腔鏡下マイクロ波凝固療法(LMC)
マイクロ波凝固療法とは、超音波画像で体内を確認しながら、腫瘍に特殊な電極の針を挿入し、電子レンジに使用されるものと同種のマイクロ波(電磁波)を照射することで、腫瘍を固め死滅させる治療です。腹腔鏡下では、体内の様子を画像で見ながら治...
経皮的エタノール注入療法(PEIT)
経皮的エタノール注入療法(PEIT)とは、肝臓癌がんの治療で用いられることが多いです。経皮的エタノール注入療法(PEIT)では、超音波の画像を見ながら、腹部の皮膚の上から腫瘍まで長い特殊な注射針を刺し、100%のエタノール液(無水...
経皮的マイクロ波凝固療法(PMCT)
80年代初頭より日本で始まった経皮的エタノール注入療法(PEIT)の問題点として、エタノールが腫瘍全体に行き渡るとはかぎらず、腫瘍が残存し局所再発をきたす危険性がある点が指摘されてきました。そのような問題点を克服するため、90年代...
ラジオ波焼灼療法(RFA)
ラジオ波焼灼療法(RFA)は、肝臓がんを死滅させるために行われる治療です。経皮的なラジオ波焼灼療法では、超音波やCTなどの機器で腫瘍の位置を確認しながら、局所麻酔後、腹部の皮膚に穿刺針を刺し、針が腫瘍内部に到達したことを確認したら...
肝動脈塞栓術(TAE)
肝動脈塞栓療法(TAE)は、がんの病巣に栄養を運んでいる血管(肝動脈)を人工的にふさいで、血流をストップさせてがん細胞を死滅させる方法です。 血流が断たれることで、がん細胞が増殖するための栄養が届かなくなるため、いわば、がんを「兵...