B型肝炎訴訟
治療法・薬の用語集
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ラミブジン(ゼフィックス)
らみぶじん(ぜふぃっくす)
ラミブジンは、核酸系逆転写酵素阻害作用を有する抗ウイルス薬であり、B型肝炎ウイルス(HBV)の増殖を抑制する経口製剤です。
ラミブジンはもともとは、エイズ治療薬(エピビル錠)として開発され使用されていますが、B型肝炎ウイルス(HBV)の増殖を強力に抑制すると同時に、肝機能異常を改善することが明らかになったことから、B型肝炎の治療薬(ゼフィックス錠)としても開発され、2000年に認可されました。
副作用は、頭痛と倦怠感です。また、ラミブジンの長期服用時の問題として、変異した抗体ウイルスが出現しやすいということがあげられます。薬が効かない変異ウイルス(ラミブジン耐性株)の増殖により、よくなった肝機能値が再び悪化してくることがあります。