B型肝炎訴訟
治療法・薬の用語集
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テノホビル アラフェナミド フマル酸塩(ベムリディ)
てのほびる あらふぇなみど ふまるさんえん(べむりでぃ)
べムリディは、既承認のB型慢性肝炎治療薬テノホビル(テノゼット)の新規プロドラッグで、2016年11月に承認されました。(2017年2月15日より発売開始)
テノホビル(テノゼット)の1/10以下の用量で、テノホビル(テノゼット)と同様の、高い抗ウイルス効果を発揮します。 承認用量は、テノゼットの300rに対し、ベムリディは25rです。(ともに1日1回の投与)
また、ベムリディは、テノホビル(テノゼット)と比べ、血漿中の安定性が高く、薬理作用を効果的に肝細胞に送達することができ、その結果、投薬量および血中のテノホビル濃度の低減を実現しました。そして、テノホビル(テノゼット)の特徴的な有害事象として知られる、腎機能障害や、骨密度の低下の軽減も期待されます。