B型肝炎訴訟
感染・予防の用語集
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母子感染(垂直感染)
ウイルスをもつ母親から生まれた子供にウイルス感染が生ずることを母子感染といいます。B型肝炎ウイルスがその代表で、これは、胎児が産道を通って生まれるときに大量の母親の血液を浴びるためといわれています。2~3歳ぐらいまでの子供も、免疫...
B型肝炎の母子感染の予防法
B型肝炎ウイルスの母子感染の予防は国家的事業と認められ、1995年(平成7年)からは、HBs抗原陽性の母親から生まれたすべての子どもが、保険診療で感染予防措置を受けられます。出生後すぐ(場合によって生後2か月にも)に、B型肝炎ウ...
B型肝炎ワクチン
体内にB型肝炎ウイルス(HBV)に対する抗体を作り、HBVの感染を予防するための注射薬です。B型肝炎ワクチンはHBs抗原に免疫賦活剤(免疫を活性化する薬)を吸着させたもので、一般に3回の接種が必要とされ、3回目の接種の1ヵ月後にH...
持続感染
肝炎ウイルスの感染形式には、一過性感染と持続感染とがあります。持続感染は、6ヵ月以上肝炎ウイルスが血液中にいる場合を指します。特に、3歳以下の幼児期にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合や、大部分のC型肝炎が持続感染を示します...
HBV
B型肝炎の原因となるウイルスで、「Hepatitis B Virus」の略称です。HBVは遺伝子の型により、AからHまでの8つの種類(ジェノタイプ)に分類されます。それぞれの病態が異なり、どのタイプかを調べれば、適切な治療法を選択...