B型肝炎訴訟
用語集
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経皮的マイクロ波凝固療法(PMCT)
80年代初頭より日本で始まった経皮的エタノール注入療法(PEIT)の問題点として、エタノールが腫瘍全体に行き渡るとはかぎらず、腫瘍が残存し局所再発をきたす危険性がある点が指摘されてきました。そのような問題点を克服するため、90年代...
ラジオ波焼灼療法(RFA)
ラジオ波焼灼療法(RFA)は、肝臓がんを死滅させるために行われる治療です。経皮的なラジオ波焼灼療法では、超音波やCTなどの機器で腫瘍の位置を確認しながら、局所麻酔後、腹部の皮膚に穿刺針を刺し、針が腫瘍内部に到達したことを確認したら...
肝動脈塞栓術(TAE)
肝動脈塞栓療法(TAE)は、がんの病巣に栄養を運んでいる血管(肝動脈)を人工的にふさいで、血流をストップさせてがん細胞を死滅させる方法です。 血流が断たれることで、がん細胞が増殖するための栄養が届かなくなるため、いわば、がんを「兵...
肝庇護療法
肝庇護療法とは、インターフェロン(IFN)治療のように、ウイルスを排除して肝炎を治すという治療方法ではなく、AST(GOT)、ALT(GPT)の数値を下げて炎症を抑え、肝臓が肝炎からその先の肝硬変や肝がんに進行するのを防いでいきま...
抗ウイルス療法
抗ウイルス療法とは、薬によりウイルスの増殖を抑えることを目的とした治療法で、注射により体外からインターフェロンを補うインターフェロン療法と、経口薬によるエンテカビル治療、ラミブジン治療、アデホビルピボキシル治療、テノホビル治療があ...
免疫療法
B型肝炎の免疫療法では、主にステロイドリバウンド療法が行われます。ステロイドリバウンド療法とは、ステロイドを使用することで一時的に体の免疫機能を低下させ、その後、使用を急に中止することで人本来の免疫力を一気に活性化させ、B型肝炎ウ...
肝移植
肝移植とは、末期肝不全の患者の肝臓を摘出し、健康な肝臓を移植する治療法です。肝細胞癌・肝硬変・急性肝不全・劇症肝炎・胆道閉鎖症などで肝機能が著しく悪化し、内科的治療や肝切除などの外科治療では効果が期待できない場合に行われます。肝移...
肝切除術
肝切除術とは、外科的に癌を切除する方法です。周囲の肝組織を含めて病巣を摘出するので、最も確実な治療法といえます。肝臓は生命維持に不可欠な臓器であり、全部を切り取ることはできませんが、正常の肝臓では3/4切り取っても大丈夫とされてい...
核酸アナログ製剤
核酸アナログ製剤とは、B型肝炎の抗ウイルス療法に用いられる経口薬のひとつで、ウイルスが増殖する際に作用する酵素の働きを抑え、ウイルスの増殖を抑える効果があります。
薬を飲んでいる間は、B型肝炎ウイルス(HBV)のウイルス量は低下し...
ラミブジン(ゼフィックス)
ラミブジンは、核酸系逆転写酵素阻害作用を有する抗ウイルス薬であり、B型肝炎ウイルス(HBV)の増殖を抑制する経口製剤です。ラミブジンはもともとは、エイズ治療薬(エピビル錠)として開発され使用されていますが、B型肝炎ウイルス(HBV...