B型肝炎訴訟
症状の用語集
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女性化乳房
じょせいかにゅうぼう
女性化乳房とは、男性の乳腺が発達することにより、乳房が肥大化する病気です。女性化乳腺症ともいいます。肝硬変の症状(合併症)として現れることがあります。
男性の女性化乳房の原因には、思春期や更年期におけるホルモンバランスの崩れや、薬の副作用などがありますが、肝硬変の症状として現れる場合は、ホルモン代謝の異常によって、女性ホルモンであるエストロゲンが増加することが挙げられます。
男性であっても体内でエストロゲンが作られていますが、通常は肝臓で分解されます。ところが、肝硬変により肝機能が低下すると、エストロゲンが十分に分解されずに増加してしまいます。その結果、乳腺の異常な発達を引き起こし、乳房が肥大化してしまうのです。
女性化乳房の治し方としては、手術による乳腺組織の切除や、薬剤投与が検討されます。
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